世界のガラス工芸作家・工房:セルマンコレクション

L.H.SELMAN
今日ペーパーウェイトを扱う美術商として、ロレント・セルマンの右に出る者は世界にいないと言われている。彼はオハイオ州クリーブランドの出身であったが、1969年サンディエゴにおいて通信販売の小規模な事業を開始し、この特殊な分野を多くの人に紹介した。またペーパーウェイトに関する出版物を専門とする世界で唯一の出版社としてペーパーウェイト・プレス社を設立。権威ある文献の再版から新進気鋭の作家の論文に至るまで、幅広い種類の出版物をコレクターに提供している。この世界で20年以上の経験を持ち、国際的に評価の高いセルマンに、作家たちは全面的な信頼を置いている。

Randall Grubb -ランダル・グルッブ-
ランダルグルッブは子供の頃からカスタム・カーを作ることが大好きで、13歳の時に初めて自分でデザインした車を作った経歴を持っている。
彼はやがて、クリエイティブな何かを渇望するようになり、何気なく入ったガラス工房で媒体としてのガラスに初めて遭遇する。
そして無限の可能性を秘めたガラスの熱間工程に魅せられたのだ。
ガラスのために南カリフォルニアの有名な工房で働き、そこでトーチワーク技法に取り組む。
しかしトーチワークでは望み通りの立体感を得るのは難しいため、その後バーナーワークのペーパーウェイトを独自のデザインと技法で創作している。

Ken Rosenfeld -ケン・ローゼンフェルド-
ロサンゼルスに生まれ育ったケン・ローゼンフェルドは伝統的なフランス様式の、精緻なバーナーワークデザインを専門としているペーパーウェイト作家だ。
彼ははじめ友人と2人で小さな工房を作ったが、その後はスティーブン・コレイアの工房で、続いて科学系のガラス工場で働いている。
この時彼は、彼自身のアイデアを育てる良い機会に恵まれ、又、洗練されたガラスの技術に触れ高精度の作業を経験したのだった。
彼が創り出す色彩は繊細で洗練されており、作品に独自の輝きを与えている。
多くのバーナーワーク作家がそうであるように、彼自身でガラスのロッドやケーンを作っているのである。
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